カテゴリ:うつわのこと( 4 )
最終回! 上塗り部屋から^^

最終回 上塗り部屋からです


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上塗りは埃がつかないようビニール素材の洋服を着て作業します

上塗りに使う漆は毎年作り 天日で乾かします

漆を天日にかけて水分飛ばすなんて

想像つかないですよね!



水分量を見極めるのが大切 止めどきを決めるのが職人技!

艶・色・乾き方・透明度はその年により違い

それぞれの、性質を使い分ける楽しさがあるようです


新しい漆は、厚みがないので塵がはいると目立つ!

漆に厚みがあるなんて!(驚)


上塗りは、時間をかけて乾かします

下地のように塗ったものを置いておくと 垂れてしまいます

くだをつけて 回転させ乾かします

例えば5分毎に手動でひっくりかえす


12時間~24時間位で乾くようにされてるそうですが

乾く時間によって艶感とかが違ってくるそうです


⇒機械がしてくれる(機会ふろ)

あり手板につけて塗ってしばらくおき 埃をとる

塗ったばかりは空気が入っているので

塗りながら回転させて(手がえし)


泡がきえたころにピンセットでとごみをとる

これが時間がかかります><



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機械  乾くまで5分毎にまわします

ちりがつかないよう、綺麗に掃除されています

せっかく取ってここでついたら、ショックですものね

本当に、根気と見極めそしてセンスのいる作業だと思いました

さっと説明しますね・・・とおっしゃっていたので

もっと細かい作業も含まれていると思います


漆器は保温もあり熱伝導が悪く

お椀・カップ類は最適アイテムですね(ひつこく伝えてます(-_-;)


築40年 ばらして階段とりはずして

タバコ農家さんだったらしく 機械工具も沢山あったそうですよ

お邪魔した8月末、まだセミが鳴いていて

なのにお部屋を吹き抜ける風は冷たい 

とっても自然を感じるご自宅兼工房でした


土田和茂 漆器展 2017.9.8~13



by bonton-tableware | 2017-09-07 13:51 | うつわのこと | Trackback
漆に急接近 No.2 中塗りのご案内^^

昨日のアクセス数で 興味を持ってくださってると感じ 

嬉しいです! 有り難うございます!


さて 続きです

布を着せて 地の粉を3回塗る所までお話ししましたね


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黒・赤・透(色をつけてない状態)


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中塗り用の 透漆

生漆の状態から水分とばしていくとこの状態だそうです

漆の水分を飛ばす! 想像つかない!

下地が終わって2回塗ります



中塗り用の透漆は 拭き漆や

木地溜め(木目が見える仕上がり)に使います


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例えば このカップです


黒をぬるときは、黒で中塗りをするというふうに

色を決めているそうです

透漆を酸化鉄を使い黒に染めてる 

ショウエンなど粉を混ぜて 黒くする方法もあるそうです

それぞれの方法で出来る黒 それぞれの良さがあります


弁柄は、弁柄を混ぜてつくります

赤や溜塗りの時に 中塗りで使います

弁柄は粉をかませてるので 色がしまる感じがするそうです


土田さんの 作品で線が入ったものがありますが

白漆(透なかに白の粉と豆腐を混ぜてるそうです!)を塗って

コーデュロイで線をつけています

(手作り小道具ありましたが撮影忘れ><)


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細くカットしたコーデュロイを 押し付けて形をつけます

初めて土田さんの作品見た時に この線に惹きつけられました!

漆器とコーデュロイ この発想に驚きでした♡


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真空ろくろ (吸着するそうです) 左の黒い箱です

椀ものなど下地の時に サンドペーパーで表面を磨いたり

中塗りしたものは 水研ぎされるそうです

角物には使用しません




いよいよ 上塗りです


⇒上塗り部屋へ


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つづく



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メチャメチャ素敵な漆器 沢山届いています

明日 ご案内させていただきます!



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いつも お手伝いに来ていただいてます💛

作業が 凄くはかどります! 感謝☆



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スタッフがいるっていいですね~

これ素敵~ 欲しい~ 沢山の方に見ていただきたい~

また プライベートなお話しなどしながら

後は ディスプレイをして

明日ご案内させていただきますね


丸重などは 段数は 1段 2段 3段と

蓋は別売りなので 自由に選べます

工房で見て 欲しかった^^


明日 作品色々とご案内させていただきます

お楽しみに~





by bonton-tableware | 2017-09-06 16:13 | うつわのこと | Trackback
漆器と急接近しませんか? 工房訪問レポートNo.1^^

引越しの際、決め手となったのは

お庭に大きな欅の木があったからだそうです

写真なし~>< なので土田さん画像^^


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工房訪問のブログ→ 片道6時間漆器工房到着


先日 奥能登の土田和茂さんの工房にお邪魔して

どのようにして 漆のうつわが出来上がっていくのか?

お話しを聞いてきました(^^)v



木地は 職人さんと一緒に見本をつくってから発注されています


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まず 下地塗りからです



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生漆(きうるし)



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現在は 胴の部分には布をかけず

口縁・高台部分に布かけをされています


輪島ぬりは 地の粉(じのこ)を使います

地の粉輪を使うのは 輪島塗の特徴で

珪藻土を焼いて細かくしたものです


まずは丈夫にするため

そして きれいなラインをつくるために地の粉で下地をします


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一辺地(いっぺんじ)~ 四辺地(しへんじ)あるいは(よんへんじ)

があり 
数字が大きくなると細かくなります

粗いものから順番に細かいもの使っていき

最後つるっとした綺麗な表情になります


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木漆と米のり(細かく滑らかにする)を混ぜて

のべ(生漆と米糊をまぜたもの)を使い布を着せます

布を張ることを 着せると表現するそうです

それぞれの表現方法知るのも楽しいですね^^



こめのりはサランラップに包み水分が抜けないよう

冷蔵庫で保管 
輪島にはのりやさんもありますが

上新粉で自分で作られています 


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滑らかになるよう混ぜます



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じのこを入れ、混ぜ合わせます

じのこ入れ過ぎると硬くなるそうです


うつわに塗ります!

下地は全て木のヘラでぬり お椀の内側は丸いので 

自分で削った先が丸いへらでぬります



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使い勝手が良いように 工夫されるのですね




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一辺地塗った角物

翌日には触ることはできますが

角物の下地は 塗った面に接した所は乾くまで

塗れないので 全て塗るのに時間がかかります><


124 地の粉をつけ終わると

中塗りに入ります

生漆など液体のものは 刷毛で塗るそうです

全ての工程に刷毛を使うわけじゃないのですね☆



明日につづきます (笑)


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漆器は 漆を何度も塗りとても手間がかかる

そして ちょっぴり高価 扱いにくいのでは?

そうイメージされてる方も多いとおもいます


うつわ屋をするまで 私もそう思っていました

今は お皿やボウルなど何かしら毎日使っています^^


お手入れも 陶磁器とかわらない

スポンジの柔らかい方で 中性洗剤つけて洗う

ふきんでふいて 食器棚に収納

あっ!直接日の当たる場所での保管はさけてくださいね


そして漆器は【 お修理が出来る 】 素晴らしい!

すると! オリジナル 世界にひとつの器になりますね💛


明日は 中塗りから ご案内させていただきます^^

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どちらの黒も 素敵でした♡


土田和茂 漆器展 2017.9.8~13

阪神芦屋駅 東へ徒歩1分 bonton.





by bonton-tableware | 2017-09-05 10:27 | うつわのこと | Trackback
秋色ガラス ガラスはこれからの季節も強い味方です!

夏になると一斉にガラスのうつわが 出まわり

秋が近づくと 焼き魚のお皿とか目にしますね^^



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シックな大人色 アンバー 琥珀色です

ガラスの材料海外からの仕入れだから?

色の名前 英語が多い(-_-;)


今朝もフランスに荷物を送りましたが

ちょっとした事も スペル調べます不安で><

話が それました(-_-;)


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美しい仕上がりの prepa さんの作品 カッコイイです💛

これからの季節 シックになるテーブルの陶磁器

こんなお色のガラスだと 

浮いた感じにならず まとまりますね^^


studio prepa Lotus Bubble (Amber)



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こちらは 和田純子さんの耐熱ガラスマグ

温かい飲み物も レンジでチン!もOKです

カフェオレとかいかがですか?


和田純子 マグ アンバー




by bonton-tableware | 2017-08-28 13:08 | うつわのこと | Trackback


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<プロフィール>

芦屋 作家ものうつわや
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