最終回 上塗り部屋からです 上塗りは埃がつかないようビニール素材の洋服を着て作業します 上塗りに使う漆は毎年作り 天日で乾かします 漆を天日にかけて水分飛ばすなんて 想像つかないですよね! 水分量を見極めるのが大切 止めどきを決めるのが職人技! 艶・色・乾き方・透明度はその年により違い それぞれの、性質を使い分ける楽しさがあるようです 新しい漆は、厚みがないので塵がはいると目立つ! 漆に厚みがあるなんて!(驚) 上塗りは、時間をかけて乾かします 下地のように塗ったものを置いておくと 垂れてしまいます くだをつけて 回転させ乾かします 例えば5分毎に手動でひっくりかえす 12時間~24時間位で乾くようにされてるそうですが 乾く時間によって艶感とかが違ってくるそうです ⇒機械がしてくれる(機会ふろ) あり手板につけて塗ってしばらくおき 埃をとる 塗ったばかりは空気が入っているので 塗りながら回転させて(手がえし) 泡がきえたころにピンセットでとごみをとる これが時間がかかります>< 機械 乾くまで5分毎にまわします ちりがつかないよう、綺麗に掃除されています せっかく取ってここでついたら、ショックですものね 本当に、根気と見極めそしてセンスのいる作業だと思いました さっと説明しますね・・・とおっしゃっていたので もっと細かい作業も含まれていると思います 漆器は保温もあり熱伝導が悪く お椀・カップ類は最適アイテムですね(ひつこく伝えてます(-_-;) 築40年 ばらして階段とりはずして タバコ農家さんだったらしく 機械工具も沢山あったそうですよ お邪魔した8月末、まだセミが鳴いていて なのにお部屋を吹き抜ける風は冷たい とっても自然を感じるご自宅兼工房でした
土田和茂 漆器展 2017.9.8~13
by bonton-tableware
| 2017-09-07 13:51
| うつわのこと
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